更年期に注目!女性だけじゃない、男性だってなるんです!

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こはな
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皆さん、更年期って分かりますか?

最近では男性も更年期があるって言いますよね。

一緒に勉強しましょう。

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更年期って知ってますか?

これまでは、女性にだけ更年期があるように言われてきましたが、男性にだってあるんです。

女性の更年期は症状が軽い、重いがありますが全員が通る道。

最近知られるようになってきた男性の更年期は全体の約3割と言われています。

しかも、6人に1人が隠れ更年期の可能性があるようです。

更年期ってどのような症状があって、どうすれば症状を軽くできるのかお伝えします!

そもそも更年期って

更年期とは閉経前後の5年間の事をいい、合計10年を指します。

女性は一生の間に様々な身体の変化を体験します。

  • 月経を迎える時期・・・思春期
  • 月経のある時期・・・・性成熟期
  • 月経を終える時期・・・更年期
  • 月経を終えてから・・・老年期

この4つの身体の変化が起こります。

その中で、規則的だった月経周期が不規則になっていき、閉経を迎えるわけです。

女性ホルモンのエストロゲンが少しずつ減少していき、なくなっていく状態とも言えます。

個人差はありますが、だいたい日本人の平均閉経年齢は50歳前後。

この時期を挟んだ、10年間なので一般的には「45~55歳」までが更年期となります。

更年期は誰にでも訪れるのもなんですよ。

私もまさに真っ只中!自分の身体の変化に戸惑っています・・・

たまに更年期がなかったという方もいますが、それは感じなかったくらい軽かったのだと思います。

感じ方は人それぞれ、軽い方もいれば重くて辛い方もいます。

生活に支障がないと「更年期症状」、症状が重くて生活に支障が出ると「更年期障害」となります。

更年期症状と更年期障害

「更年期症状」は生活に支障はないものの、身体に何かしらの不調があること。

その体の不調で、仕事などには影響があるようです。

50%以上の方が更年症状が原因で仕事に影響が出ていると答えています。

あると答えた方の理由は様々ですが、仕事や毎日の生活で不便を感じている原因の一つには

周りが理解をしてくれない・・・

病気ではないのですが、身体の大きな変化は本人にしか分かりません。

症状が軽い重いもあるので理解されにくいのが現実・・

しかし、女性なら誰でも起こることと理解して、働きやすく生きやすい環境づくりも大切です。

近年では男性の更年期も言われていますから!

更年期症状は?

更年期症状は女性ホルモンのエストロゲンが減少することで、ホルモンのバランスが崩れ心身に様々な不調を引き起します。

<更年期の主な症状>

◆ホットフラッシュ・発汗・ほてり  ◆冷え・のぼせ  ◆頭痛・頭が重い  ◆倦怠感

◆やる気が出ない  ◆動悸・息切れ  ◆むくみ  ◆のどの渇き  ◆ドライアイ

◆肩こり・腰痛  ◆関節痛・しびれ  ◆イライラや不安感  ◆不眠  ◆うつ

特に多くの方が感じる症状は「ホットフラッシュ」、上半身ののぼせ、ほてり、発汗などが起こり
急に顔が熱くなったり、汗が止まらなくなったりします。

このような更年期の症状が出る人は全体の6割で、治療が必要なほど重い症状が出る人が3割弱。

更年期症状が重くて治療が必要なことを「更年期障害」といいます。

更年期障害によって離職したり降格になったり、雇用形態が変わったりと問題にもなっています。

だいたいの50歳前後の女性には心当たりがある症状なのでは?

更年期のリアル

私自身も50歳前後の更年期の世代。

まだ、症状は軽いのですが思い当たることがたくさん・・・

いきなりふらついたり、めまいがしたり、熱くもないのに汗が出てきたりします。

立っていられないほど、ぐるぐるとめまいがした時はさすがに焦り、病院に行きました。

めまいなのでとりあえず耳鼻科へ。検査してもどこにも異常がないといわれ原因不明。

これがプレ更年期の始まりでした。

ほかの方の声も見てみましょう。

・今日、体調が良くても、明日はどうか分からないなど、日々変わるので、大切な仕事の前は不安になる。生理休暇のように、更年期のことも周りに言いやすい風潮を作り出して欲しいなと思います(50代:正社員)

・身体だけでなく心にも影響するので仕事へのモチベーションが下がる(50代:派遣社員)

・症状は本人しかわかりづらいので、一日のなかでも体調の変化がある。自分でもどこまで辛抱できてどこから無理できないか判断が難しい(50代:パート/アルバイト)

・イライラしてしまう事や体調不良、汗をかくなどを更年期じゃないのか?とからかったり更年期ぐらいで…という風潮は仕事にかなり影響すると思う(30代:フリー/自営業)

・個人差があるものなのでお互い思いやりをもって理解に努めることが大切(30代:フリー/自営業)

・症状がはっきりと「更年期が原因」と表示されるわけではないので、本人も自覚しづらい。職場でも更年期だからと休んだり理解を得るのは難しいと思う(50代:フリー/自営業)

・組織の長が更年期についての知識を深めてほしい。研修などをしてもらいたい(50代:今は働いていない)

・介護休や産休育休パパ育休があるのに、更年期への理解はあまり無い。女性だけでなく、男性も更年期はある、円滑に業務を進めておくなら、更年期への対応も企業はきちんと理解をすべきだと思う(50代:派遣社員)

しゅふJOB総研調査より

ほんの一部ですが、こんなにも悩んでいる方が多いんです。

周りに言いづらい、理解されないなどは切実です。

最近、男性の更年期も話題になってますよね。

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男性更年期って

最近、女性だけではなく男性にも更年期がある!と知られてきました。

女性の更年期より認知度が低く気づいていない人が多いといわれます。

更年期の症状は女性も男性も似ているようです。

しかし、男性の場合は過度なストレスが引き金になることも・・・・

男性の更年期は全体の約3割、そのうち治療に進むのは約1割のようです。

男性ホルモンの「テストステロン」が減少して様々な障害を引き起こす病気を

LOH症候群」といいます。これが男性更年期です。

男性の更年期は個人差が大きく30代で症状が出る人もいれば、70歳でも出ないでない人がいます。
一般的には40代以降で発症することが多いようです。

中高年の6人に1人は「テストステロン」の値が低いのに治療に至っていない「潜在患者」だとするデータもあります。

女性は更年期になっても閉経後5年ほどで状態が落ち着くのに対して、男性の場合は何歳でも更年期になる可能性があります。

症状は女性と同じですので、「更年期の症状は?」を参考に自分に当てはまるか、確認してみては?

男性の場合、うつに似た症状が出る人もいて「テストステロン」の減少とは思わずに、心療内科に行き治療を受けても改善されない人も多いようです。

そんな時は「LOH症候群」を疑って、再度診療を受けてみると改善されるかもしれません。

「テストステロン」は男性にとって健康のバロメーターです。

社会性のホルモンと言われる「テストステロン」、仕事のストレスや社会活動から離れると分泌が低下して不調を感じたりします。

更年期のような症状が出たら、7割くらいの方は生活環境の改善や漢方によって改善されるそうです。

生活習慣を変えよう

更年期の不調を乗り切るために生活習慣を見直しましょう。

だいたい言われるのが、⓵食事と②睡眠と③運動!

⓵食事は?

バランスの良い食事とはズバリ、和食です。

タンパク質や脂質、炭水化物もバランスよく取れてきちんと栄養を補給できます。

緑黄色野菜やビタミンやミネラルもしっかり取りましょう。

<女性更年期に必要>

●大豆イソフラボン・・・エストロゲンに似た働きをする
 豆腐・納豆・きなこなど
●カルシウム・・・骨の構成成分、骨密度の低下を防ぐ
 チーズ・ヨーグルト・牛乳など
●鉄・・・酸素を運ぶ赤血球を作る
 レバー・小松菜・赤身肉
●ビタミンA・・・皮膚や粘膜に働く
 レバー・ウナギ・人参など
●ビタミンC・・・コラーゲン・の生成や抗酸化作用
 ブロッコリー・キウイ・パプリカなど
●ビタミンE・・・活性酸素の除、冷えや肩こりの解消
 ナッツ類・オリーブオイル・カジキなど
●ビタミンB群たかめ・・・細胞の再生を高める、新陳代謝促進、疲労回復
 豚肉・鶏ささみ・バナナなど

<男性更年期に必要>

●亜鉛・・・ビタミンCと取ると吸収率がUP
 牡蠣・豚肉・納豆など
●ビタミンD・・・テストステロンのほか、骨も丈夫に。
 鮭・ウナギ・イワシナなど
●ビタミンC・・・コラーゲン・の生成や抗酸化作用
 ブロッコリー・キウイ・パプリカなど

これらの食材をを取り入れた食事つくりを。

②睡眠は?

良質な睡眠を取ること!

  • 眠りのホルモン「メラトニン」を作る為には、日中に日光を浴び「セロトニン」を作ること。
    セロトニンはメラトニンの原料になります。
  • 寝る前にパソコンやスマートフォンを見ない。ブルーライトが睡眠のリズムを狂わせます
  • 入浴は就寝の約1時間半までに入る
  • 睡眠時間は約7時間ほどとる。睡眠不足はうつの発症リスクを高くする
  • 夕食は4時間前までには取る
  • 枕や寝具も自分に合ったものを選ぶ
  • お気に入りのアロマオイルでリラックス

更年期になると寝つきが悪い、眠れないなどの症状も出てくるようです。

快適な睡眠ができるように心がけましょう。

③運動は?

身体を動かす事を習慣化させましょう。

女性の場合
 特に骨盤底筋を鍛える事が必要。
 尿漏れや骨盤のゆがみなどの予防に「ヨガやストレッチ」が
 効果的。
 自律神経を整えることができるので、1日に5分でいいので
 習慣にしましょう。

・男性の場合
 筋トレがおすすめ。筋肉を動かすと「テストステロン」
 作られます。
 腕立て伏せやスクワットなどは10分程度でいいので
 筋肉を動かすようにしましょう。
 「テストステロン」は社会性のホルモンなどで、
 サッカーや野球などチームプレーも良いですよ。

この3つの生活習慣を見直して、更年期を乗り切りましょう!

まとめ

女性の更年期は誰にでも起こること。そして、男性にも更年期は起こるんです。

更年期を乗り切るには、3つの生活習慣を心がけると少しは軽減できると思います。

まずは、周りの理解も必要ですよね。早く、普通に相談ができる社会になると良いな。

最後まで、読んで頂きありがとうございました。

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